2013-05-26 Final Fantasy Ⅳ ファイナルファンタジーIV出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2007/12/20メディア: Video Game購入: 10人 クリック: 116回この商品を含むブログ (294件) を見る はるか昔、危機に直面した月を離れ、地球を目指した人々がいた。彼らの多くは地球の民との共存を望み、地球の進化を待って眠りにつくことを選ぶ。 しかし、ただ一人ゼムスは地球の侵略を企て、月から邪悪な思念を送ろうとする。それゆえ、彼は8つのクリスタルの力を借りた月の民により、封印されることになった。 だが、幾多の念月が過ぎ去る間に、ゼムスは邪念を増幅させ続けていた。自らの邪念を地球の民であるゴルベーザに送り、地球の制服を画策するのである。 地球の民は、その間に「飛空艇」を生み出すほどの科学技術を発展させる。しかしそれは同時に、地球上に戦乱を巻き起こすきっかけを意味していた。 飛空艇団を組織したバロン王国は各地を軍事力で支配し、世界に恵みをもたらすクリスタルを奪ってゆく。その裏にあるのは、封印されてからもなお残り続けるゼムスの邪念だった。 復活を図るゼムスは、ゴルベーザとセシルという2人の兄弟の間にある不可視の愛を利用した。月の民の血をひく彼らに介在し、兄弟の仲を引き裂こうとした。 ゼムスに操られクリスタルの略奪を図る、ゴルベーザ。 対して、善良な心でクリスタルを死守しようとする、セシル。 兄弟が相争うという対立構造を作り上げた、ゼムス。 地球は、クリスタルをめぐる激しい争いの地となった。月は、そんな地球を静かに見下ろしていた。静かに、彼らの戦いを見下ろしていた。 ---------- ついこの間(この記事を書いたときは2009年)、DS版を全クリしたのでレビューを書こうと思っていたのですが、やはりプレイしてみての感想としては、DS版よりもこっちのSFC版に対しての思い入れのほうが強いので、こちらでレビューを書かせてもらいます。 まず、このゲームはよく言われるようにFF史上で最も難易度が高いのではないのかと思います。特に、DS版ではモンスターやボスのHPが倍以上に上がっていたり、特殊技のダメージが格段に上がっていたりと、数々の場面でプレイヤーを苦しめることでしょう。 おそらく、レベルが60くらいまでだとシナリオを進めるのにも苦戦するのではないかと思います。 個人的にはレベルが80を超えたあたりからだいぶ楽になったような印象があるので、このゲームのDS版は初心者にはかなりきついのであまりお勧めはできません。 一方、本作やGBA版についてですが、こちらはDS版に比べると理不尽な戦いを強いられることは少ないので、シナリオの世界観を楽しんで味わえるのではないかと思います。(ただし、やはり他のシリーズに比べて若干難易度は高いとは思いますが…。) ジョブ選択ができないぶん、パーティー内のキャラの特性をうまく理解しましょう。戦闘ではアイテムを駆使したり、補助魔法を駆使して進むのがセオリーです(^o^) 僕がプレイしたときは、プロテス・シェル・ヘイスト・スロウ・ブリンク・バーサク・ディスペルが大活躍していました笑 やりこみ要素満載な点、シリーズ初の5人パーティー、BGMのかっこよさ、そして個人的には難易度が他の作品に比べて高い点などが、とても評価できると思います。 この作品を究めれば、相当な達成感を得られること間違いなしです!!