戦場のピアニスト

戦場のピアニスト [DVD]

戦場のピアニスト [DVD]

場面は第2次世界大戦下のポーランド。映画の世界観と、ショパンのピアノの旋律が非常にマッチしています。 

ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害の惨劇の中を懸命に生き抜くピアニストの物語で、この映画は実話をもとに構成されている。 

監督のロマン・ポランスキー自身が、同時代に同じポーランドで迫害を受けていた本人であり、迫害のシーンが非常に生々しく描かれている。 

この映画で描かれているようなことが現実に起きていたのかと思うと、底知れぬ怖さを覚える。 

また、それと同時に、人と人のいがみ合いがこれほどの対立を生むのかと、悲しい気持ちを覚える。 

この映画を観ると、日常の中に当たり前のように眠っている小さな喜びや、楽しさがどれだけ大切なのか、考えさせられます。 

やっぱり…戦争には反対です。たとえ、どんなことがあっても。